【セルフメディケーション税制の要件】
(1)対象医薬品(OTC医薬品:市販薬のうち医療用に転用されたもの)の購入金額が年間1万2千円以上であること
※上限8万8千円 (生計を一にしている家族の分も含む)
(2)納税義務者本人が、その年に次のいずれかを実施すること。
@特定健康診査または特定保健指導
Aインフルエンザワクチンの予防接種
B勤務先で実施する定期健康診査
C保険者が実施する健康診査
D市町村が実施するがん検診
※従来の医療費控除とセルフメディケーション税制の同時利用はできません。
※申請を希望する方は、対象医薬品を購入した際の領収書・レシートおよび(2)を実施したことを証明する書類
(結果通知表や領収書など)を大切に保管してください。
※セルフメディケーション税制について詳しくは、厚生労働省や国税庁のHPを確認してください。
※OTC医薬品の多くはこの識別マークがついています。またレシートに★等のマークがつきますので参考にして下さい。
【どんなことをすればいいの? 】
・毎年、健康診断を受診しましょう!
・受診結果を活用しましょう!
健診結果を確認して生活習慣を見直しましょう。
・軽度の体調不良はOTC医薬品を上手に活 して様子をみましょう!
症状の改善がみられない場合は医療機関等を受診をしてください。
・適度な運動を無理なく続けましょう!
散歩やランニング、趣味のスポーツなど。
・十分な睡眠、休憩をこころがけましょう!
・栄養バランスの良い食事をとりましょう!
・かかりつけ薬局を持ちましょう!・お薬手帳を活用しましょう!
薬の重複服用や飲み合わせによる副作用の予防になります。
医療費の適正化についてのお知らせ  |
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セルフメディケーションについて |
【セルフメディケーションとは?】
世界保健機構(WHO)では「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と定義されています。つまり、日頃から自身で健康管理を行い、自ら健康維持に努める ことがセルフメディケーションです。
頭痛や風邪のひきはじめに市販の薬を飲んだりケガをしたときに絆創膏を貼る、血圧をご自宅で測り、健康診断などを毎年かかさず受診するのもセルフメディケーションです。日ごろから健康を意識することで、健康の維持、生活習慣病の予防や改善、医療費の抑制につながります。またOTC医薬品(市販薬のうち医療用から転用された医薬品)はセルフメディケーション税制の対象となりますので、年間の購入額が1万2千円を超えた金額について確定申告により所得控除を受けられます。控除を受ける際には下記の要件を満たす必要がありますのでご注意ください。 |
【リフィル処方箋とは?】
2022年4月に導入された制度で、長期間症状が安定していて、通院をしばらく控えてもよいと医師が判断した場合に、最大3回まで繰り返し使用できる処方箋のことです。リフィル処方箋を使用することにより、通院にかかる時間や費用の軽減ができるメリットがあり、その結果、医療費の抑制にも繋がります。ご希望の場合は、医師にご相談ください。 |
【リフィル処方箋の見分け方】
リフィル処方箋の場合は、処方箋内の「リフィル可」欄に医師のチェックが入っており、その処方箋を繰り返し利用できる回数が記載されています。 |
【リフィル処方箋の使い方】
1回目
医療機関を受診し、1回目は通常の処方箋と同様、処方箋発行日から4日以内に薬局へ行き、薬を処方してもらいます。調剤後は、薬局からリフィル処方箋(原本)の返却がありますので、紛失しないよう保管します。コピーした処方箋で薬を受け取ることはできません。
2回目または3回目
1回目と同じリフィル処方箋(原本)を持って、処方箋に記載された調剤予定日前後7日以内に薬局へ行き、薬を処方してもらいます。ただし、薬剤師がリフィル処方箋による調剤を不適切と判断した場合には、調剤を行わず、受診を勧める場合があります。医療機関の受診がありませんので、服用中に気になったことや症状の変化は薬剤師へ相談してください。
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【注意事項】
・リフィル処方箋を繰り返し利用できるのは最大3回までです。
・そのため、4回目、または医師により「2回目まで」と判断された場合は改めて診察を受ける必要があります。
・投薬量に限りがある新薬や麻薬、向精神薬、湿布薬など、一部のお薬は処方ができません。
・有効期限を過ぎた場合やリフィル処方箋を紛失した場合は、再度受診していただくことがあります。
・継続的な薬学的管理指導を受けるため、基本は同一の薬局で調剤してもらうことを推奨しています。
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お薬手帳を活用しましょう
お薬手帳は処方されたお薬の名前や量、回数などの記録を残すための手帳です。お薬の飲み合わせや重複して処方される
ことにより、お薬の効果が弱まったり副作用が生じやすくなることがあり、特に複数の医療機関や薬局をご利用の場合は、
このような危険性が高まる可能性がありますので、お薬の確認は非常に重要です。お薬手帳を1人1冊にまとめ、医療機
関や薬局にはお薬手帳をいつもお持ちになり、薬の種類や量、過去に薬が原因で起こった副作用、アレルギー等の大切な
情報をチェックしてもらいましょう。また、かかりつけ薬局で使用するお薬をまとめて管理してもらうと、複数の医療機
関で同じお薬を処方されたり副作用が起きることを防ぐことができます。 |
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